2008年11月11日火曜日

ボス

 石原裕次郎さんが使用していたキャンピングカーが、初めてテレビに登場する。12日放送のテレビ朝日系「ナニコレ珍百景」(水曜午後7時)に、都内にある石原プロモーションの車両倉庫やキャンピングカーが登場する。キャンピングカーは、裕次郎さんが81年に胸部大動脈瘤(りゅう)で入院する時にも使用したが、その後、表に出てくることはほとんどなかった幻の車だ。来年7月には裕次郎さんの最後の大掛かりな法要となる二十三回忌が営まれ、あらためて公開されることが決まった。

 裕次郎さんは80年にキャンピングカー(日産・シビリアン)を購入した。車体は500万円で、内装に3000万円をかけ、海やヨットをイメージしたデザインを施した。白い車体に青と赤のラインを入れ、船を思わせる丸窓を取り付けた。車内もヨット内部のようで、運転席は青で統一。キッチンスペースも十分で、当時としては珍しく冷房完備の快適な空間にした。

 裕次郎さんはこの車に愛着を持ち、撮影現場入りする時に使用した。自分の指定席はキャプテンシートと呼んでくつろぎ、特別に招待した人以外は乗ることができなかったという。愛着を持っていたキャンピングカーが、幻の車になってしまったのには、裕次郎さんの決意があった。

 購入して約1年後、胸部大動脈瘤で慶応病院に入院した時も使用し、4カ月以上に及んだ入院中も駐車場に止めてあった。裕次郎さんを励まそうと、ファンが車体に激励のメッセージを書くなどして裕次郎さんの回復を願った。

 当時は生還率3%とも言われた難手術を乗り越えた。病院屋上から裕次郎さんとまき子夫人、渡哲也がファンに手を振った映像は、ワイドショーでも繰り返し放送された。奇跡的な生還もあって、裕次郎さんは一からのスタートを決意、車体に書かれたメッセージは胸に受け止めて消したという。決意の表れとはいえ、ファンからのメッセージを消したことについて石原プロも申し訳なく思い、その後、キャンピングカーがファンの前に登場することはなかった。

 都内の石原プロの車両倉庫に大切に保管されていたため、スタッフによれば「裕次郎さんのにおいがする」とのことだ。来年7月の二十三回忌で、ファンに公開される。

 ほかに、約300坪ある車両倉庫の光景も紹介。刑事ドラマ「西部警察」で使った白バイやパトカーなど特殊車両が並び、渡哲也が演じた団長こと大門刑事が乗っていた黄金のフェアレディZも保管。すべて走行可能で、新車同然の消防車まである。また、カレーを1度に5000食作ることができる釜など、炊き出しセットなども登場する。

ボスはかっこよかったよね~

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